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骨粗鬆(しょう)症

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DEXA(デキサ)法

骨粗しょう症箕面船場

日本では世界トップクラスの長寿国です。現在は単に長寿を目指すのではなく健康で元気な「健康寿命」 を伸ばすことへの関心が高まっています。日本人の平均寿命と健康寿命の差は男性で約9年、女性で約12年もの差があります。 この差が実際は「健康でない」状態で過ごしていることになります。健康で元気な期間を長く過ごすためには、 骨折を起こさないことも大事なことです。そのためにも骨粗鬆症を予防し、骨を健康に保つことが重要です。 箕面市立病院で「骨粗鬆症外来」を担当してきました。骨粗鬆症といえば骨密度を測ってお薬を出す、 だけではありません。必要に応じて、血液検査や尿検査を行い、骨代謝マーカーと呼ばれる骨の代謝を調べたり、 ビタミンDが不足していないかとなどより詳細な検査を行うことで、より効果のある治療選択ができると考えます。 当院では骨密度をDEXA(デキサ)法という方法で検査しております。DEXA法は、日本骨粗鬆症学会のガイドラインでも 推奨されている正確な骨密度を測る検査方法です。骨折しやすい腰椎(腰の骨)と大腿骨頚部(股関節の骨)を直接測定し、 より重要で正確な診断をすることができます。

骨粗鬆症になってしまうと、背骨(脊椎)や脚の付け根(大腿骨近位)、手首(橈骨)などが骨折しやすくなってしまいます。 骨折してしまうとギプスを巻いたり手術をしたりする必要があります。特に脚の付け根(大腿骨近位)の骨折では、歩行が困難となり 要介護状態になるリスクが高くなる骨折です。車いす生活になったり、歩行能力が落ちてしまいます。骨折しないためにも、 骨密度を計測し骨粗鬆症を予防することが大事です。治療は薬物療法が中心となります。薬も、内服や点滴、 自己注射など様々な薬があります。さらに適度な運動、バランスの良い食事、太陽に浴びる、ということも大事です。 一人一人に合わせた治療を行います。