ABOUT
大阪大学整形外科の関連病院および肩関節の第一人者である故信原克哉先生の下で、肩関節や骨粗鬆症、
けがや骨折、スポーツ関連外傷など幅広く整形外科として治療に携わってきました。
2016年から箕面市立病院に赴任し、約6年間勤務してきました。
その間強く感じたことが、リハビリテーションの重要性でした。
もちろん箕面市立病院などの大きな病院でもリハビリテーションは行っています。
ただし、手術がメインになり、手術前後のリハビリテーションは行っておりますが、
手術しない患者さまへのリハビリテーションはどうしても近くのクリニックにお願いすることが多かったです。
しかしながら、なかなかリハビリテーションをしっかりできる施設が限られていることを痛感いたしました。
ならば自分でしっかりとしたリハビリテーションができるクリニックを開設しようと思うに至りました。
もちろんリハビリテーションだけではなく、肩関節やスポーツ外傷、四肢の関節痛、肩こりや腰痛など、
体の運動器の様々な痛みや障害の治療を行います。
当院では日本専門医機構認定整形外科として、からだの痛みやしびれの原因を診断し、病状と治療方針を患者さまに分かりやすく説明し、治療・リハビリテーションを行います。 昨今の事情から密を避けるために、当院では院内での待ち時間を短くする対策を徹底しております。パソコンやスマホから当院のホームページにアクセスしていただき、オンライン予約システムから順番予約を取ることができます。順番はホーム画面上で確認できますので、順番が近くなるまでご自宅やカフェなどで時間を有効活用していただけると幸いです。
※診察内容や進行状況によっては予約の場合でも待ち時間が長くなったり、順番が前後する場合がございます。あらかじめご了承願います。
当院ではリハビリテーションの充実に力を入れており、理学療法士による運動療法や最新の機械による物理療法を行っております。大阪大学整形外科との共同研究により効果が確かめられているパワープレート®やプロ選手(MLB、NPB、テニス、陸上選手など)も使用している超音波治療器フィジオソノ®など、子供からスポーツ選手、高齢者まで幅広く対応しております。 また骨粗鬆症に対しても検査、診断、治療を行っております。日本骨粗鬆症学会ガイドラインの推奨する骨密度検査(DEXA:デキサ法)を用いて骨密度を計測し、必要あれば治療を行います。治療も薬物療法から運動療法、食事療法まで一人一人の生活習慣や状態によって変わってきます。まずは一度正確で詳しい検査をお勧めします。 地域の基幹病院(箕面市立病院、大阪大学医学部付属病院、市立豊中病院、関西メディカル病院など)を連携し、適切な場所へ適切な時期に患者さまを紹介します。多くの基幹病院は紹介状を必要とします。お気軽にご相談下さい。
なぜヘビなのか?多くの方はヘビに対して嫌悪感を抱いたり恐れたりするのではないでしょうか。私自身も実際のヘビは苦手です。一説には、人類の祖先が最も恐れた恐竜に対する記憶がヒトの遺伝子に刷り込まれており、似たヘビを毛嫌いするともいわれます。古事記に出てくる有名な「ヤマタノオロチ」も蛇ですし、畏怖すべき異界の主という観念があったようです。しかし古代の日本人はそれ以上に畏敬の念を抱いていたようです。日本の神社にも「蛇神」が多く存在しております。 また医学生時代の授業での話がとても記憶に残っていました。それはギリシャ神話で登場する名医アスクレピオスが持つ杖には健康の象徴であるヘビが巻き付いており、このヘビが巻き付いた杖は「アスクレピオスの杖」として有名で、世界保健機構(WHO)のマークにも使われているということでした。その印象があってヘビというものに何か神秘的なものを感じるところもありました。 「アスクレピオスの杖」ならぬ「アスクレピオスの骨」で、整形外科と医療のシンボルとして親しみを持ってもらえたら幸いです。